前回のブログでは、海の深さhttp://wp.me/p5MgcM-InCについてお話ししました。 海の深さは平均3マイルなので、水柱が一様でないことは驚きではないかもしれません。 実際、海中の水柱の各部分は、圧力、光、温度、酸素、ミネラル栄養分によって区別されています。 海の中に特定の海洋生物しかいない場所があるのは、これらの要素のおかげです。
海の水柱は5つのゾーンで構成されています。 太陽光線ゾーン、トワイライトゾーン、ミッドナイトゾーン、アビス、トレンチです。
太陽光線ゾーン
このゾーンは地表から約700フィートまでの範囲です。 ここには可視光のほとんどが存在し、光には熱が伴います。 ここでは、幅広い温度差が生じます。 ほとんどの海洋生物はこのゾーンに住み、光プランクトン(海の食物連鎖の基礎)や小魚を餌にしています。 光プランクトンは、大気中に放出される地球の酸素のほぼ半分を占めています。
トワイライトゾーン
このゾーンは、700フィートから約3,280フィートです。 このゾーンに届く光は非常に微弱です。 クジラやダイオウイカなどの大きな魚は、この深さまで潜って餌をとります。
The Midnight Zone
このゾーンは、3,280フィートから13,125フィートまで広がっています。 このゾーンでは、目に見える光は魚自身が発するものだけです。 この深さでの水圧は1平方インチあたり5,850ポンドと非常に大きい。 この圧力にもかかわらず、ここには多くの生物が生息しています。 マッコウクジラはこの水深まで潜って餌を食べることができますし、このゾーンに住む動物の色は、光がないために黒か赤になります。
次のゾーンは、13,125フィートから19,690フィートまでの範囲に広がっています。 ここの水温は華氏32度と氷点下に近く、光は全くありません。 この圧倒的な深さでは、ほとんどの生物が見られません。 これらの生物は、バスケットスターフィッシュや小さなイカなどの無脊椎動物です。
The Trenches
このゾーンは、19,690から最も深いところでは約35,797フィートまで広がっています。 気温は氷点下で、圧力は1平方インチあたり8トンという驚異的な数値です。 これは飛行機のボーイング747型機48機分の重さに相当します。 このような温度と圧力にもかかわらず、ここには生命が存在しています。 実際、生命が発見された海の最深部は27,460フィートでした。
今後のブログでは、地球の3分の2を占める海について、さらに詳しくご紹介していきます。
(写真提供:seasky.org)
このブログは、海をテーマにしたものです。