この脇の下のしこりは何ですか?
両方の脇の下や腋の下に同時にしこりができるのは、通常、乳房組織の腋の下への延長(または尾部)が原因です。
そのため、一般的には妊娠後期、特に母乳が出てくる頃に問題となります。 特徴的なのは、母乳育児の最後に乳房から母乳がなくなったときには、あまり目立たなくなることです。 しこりは大きくなり、不快になることもあります。 片方の腋窩だけのしこりは、乳房組織によるものではなく、皮膚の感染症(髭剃りや制汗剤などで起こる)、嚢胞、リンパ節の肥大などが考えられます。 リンパ節の肥大は、感染症や悪性腫瘍に起因する場合があります。 妊娠中に乳がんが診断されることはほとんどありません。
どうしたらいいの?
乳房の自己検診をしましょう。 原因を突き止めるために、できるだけ早く私(Dr. Sykes)に助言してください。 時には、乳房や腋窩の超音波検査が必要になることもあります。 時には乳腺外科医の診察と生検が必要な場合もあります。 腋窩の乳房組織の尾部は、妊娠していない時には落ち着き、離れていないか、最小の大きさになります。 しかし、次の妊娠時には再発します。 もしこれが問題になるようであれば、妊娠の間に乳腺外科医によって余分な乳房組織を外科的に除去することができます。 しこりが感染症によるものであれば、抗生物質が必要になるかもしれません。