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ベルヌーイ分布は、![]()
で示される2つの可能な結果を持つ離散分布です。
n=0と![]()
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で発生する。pとなります。 ここで
となります。 そのため、確率密度関数
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(1)
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となります。
これは次のようにも書けます
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(2)
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対応する分布関数は
となります。 これに対応する分布関数は
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(3)
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ベルヌーイ分布はWolframLanguageではBernoulliDistributionとして実装されています。
一定の試行回数を一定の成功確率で行うことをベルヌーイ試行といいます。
コイン投げの頭と尻尾の分布は
のベルヌーイ分布の例です。 ベルヌーイ分布は最も単純な離散的分布であり、より複雑な離散的分布の構成要素となります。 何らかの方法で縮小された独立したベルヌーイ試行のシーケンスに基づいて定義された多くの種類の変量の分布は、以下の表にまとめられています(Evans et al.2000, p.32)。
| 分布 | 定義 |
| 二項分布 | |
| 幾何学的分布 | 最初の成功の前の失敗の数 | 定義 |
| 負の二項分布 | |
特性関数は
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(4)
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そして、モーメントを発生させる関数は
となります。生成関数は
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(5)
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(6)
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(7)
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so
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(8)
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(9)
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(10)
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(11)
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これは
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(12)
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(13)
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(14)
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と中心モーメント
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(15)
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(16)
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(17)
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平均、分散、歪度。となります。
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(18)
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(19)
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(20)
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(21)
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推定量を求めるには ![]()
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となります。 次のように与えられる推定量を仮定します
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(22)
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だから、観測されたものが得られる確率は
回の試行で成功する確率は、次のようになります
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(23)
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推定量
の期待値は、したがって次のように与えられます
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(24)
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(25)
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(26)
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ソ ![]()
の不偏推定量となります。
平均偏差は次のように与えられます
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(27)
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となります。