Windowsでは、ファイルやフォルダにhidden属性という特殊な属性があります。 この属性を設定することで、エクスプローラーやコマンド プロンプトでファイルを表示させないようにすることができます。
ディレクトリ内の隠しファイルの一覧を取得するには、次のコマンドを実行します。
dir directory_path /A:H /B
Example:
C:Windows\system32フォルダーから隠しファイルの一覧を取得します。
すべてのサブディレクトリから隠しファイルの一覧を取得するには、コマンドに/Sスイッチを追加する必要があります。
dir directory_path /A:H /S /B
例:
C:Windows\system32フォルダーとそのすべてのサブフォルダーから隠しファイルの一覧を取得するには、次のコマンドを実行する必要があります。
dir c:\WINDOWS\system32 /A:H /B /S
すべての隠しフォルダーの一覧表示:
フォルダー内のすべての隠しサブフォルダーの一覧を取得するには、次のコマンドを実行します。
dir /s /b /A:DH
隠しファイルの削除:
コマンド プロンプトから隠しファイルを削除するには、Del コマンドを使用します。
del /A:H example.doc
なお、/A:Hが必要です。そうしないと、以下のような「ファイルが見つかりません」というエラーが発生します。
C:\>del example.docCould Not Find C:\example.doc
指定したディレクトリからすべての隠しファイルを削除するには、以下のコマンドを実行します。
del directory_path /A:H
代わりに、そのディレクトリに cd して、以下のコマンドを実行することができます。
del * /A:H
サブフォルダーから隠しファイルを削除するには、/S スイッチを追加することでもできます
del * /A:H /S
。