チョコレートに白いものがついているのを見たことはありませんか? そのチョコは食べても大丈夫なのかな? チョコバーやチョコチップの変色を心配する気持ちはよくわかります。 腐った食べ物を誤って食べたくはないですからね。
研究者たちは以前から、チョコレートの白い部分は「ブルーム」と呼ばれていることを知っていました。 ブルームには2つのタイプがありますが、どちらも花とは関係ありません。 1つ目は「ファットブルーム」と呼ばれるものです。 アメリカ科学振興協会によると、この現象は、ココアバターなどの液体脂肪がチョコレートの中を移動して、お菓子の表面で結晶化することによって起こります。 この現象は、製造後に多孔質になったチョコレートや、低温または高温の環境下で保存されたチョコレートに多く見られます。
2つ目のチョコレートのブルームは、シュガーブルームと呼ばれるものです。
2つ目はシュガーブルームと呼ばれるもので、これはチョコレートの中の砂糖の結晶が分離して起こる変色です。 シュガーブルームは、一般的に水分が原因で起こると言われています。 チョコレートのシュガーブルームを防ぐためには、湿気の多い場所で保管しないことが重要です。 ヒント:冷蔵庫は意外と湿気の多い環境なので、チョコレートの保存には適していません。
最初はファットブルームとシュガーブルームを見分けるのは少し難しいかもしれませんが、チョコレートの専門家の中には、シュガーブルームはより不規則でギトギトしているように見え、ファットブルームは単純に柔らかく、チョコレートの光沢がないように見えると言う人もいます。
いずれにしても、どちらのタイプのブルームも食用になりますので、健康を害する心配なくブルーム入りのチョコレートを食べることができるのは嬉しいことです。
開花してしまったチョコレートを「修復」する方法はありませんが、見た目が気になるからといって、ゴミ箱に捨ててしまう必要はありません。 15分でできるチョコチップ・ピーナッツバター・クッキー」のように、焼くレシピでチョコレートを溶かせばいいのです。
Happy Eat!
More From FIRST
冷蔵してはいけない意外な食品21選
新鮮なカリフラワーについている茶色い斑点は何?
最も使われている植物油は砂糖よりも健康に悪い可能性があるという研究結果