Stage and Screen
大学在学中に、日本の怪獣映画『ロダン』(1956年)の英語版のアジア人声優を募集する新聞広告に応募した。 それがきっかけで、声優の仕事が増え、「ペリー・メイスン」などのテレビ番組や映画「アイス・パレス」(1960年)にも出演した。
1966年、武井はSFシリーズ「スタートレック」のヒカル・スールー中尉役で出演し、テレビに登場する数少ないアジア系アメリカ人の一人となった。
武井は1970年代に入ってからも「6ミリオンダラー・マン」や「ハワイ・ファイブ・オー」などの番組にレギュラー出演し、「スター・トレック」のアニメシリーズではスールーの声を担当した。
1990年代に入ると声優の仕事が増え、ディズニーアニメの『ムーラン』(1998年)や『ザ・シンプソンズ』などで武井の特徴的なバリトンが披露されました。
武井は、第二次世界大戦中の日系人強制収容をテーマにした『Allegiance』という作品で主演を務めるなど、思い入れのあるプロジェクトに参加しました。 この作品は2012年9月にサンディエゴのオールド・グローブ・シアターで初演されました。