ソーシャルメディアユーザーは、Red Bullに使用されているタウリンが雄牛の精子から作られているという主張を再掲した投稿を共有しています。 しかし、レッドブルはこれが事実ではないことを確認しています。
2016年1月の投稿(こちら)が、2020年11月下旬にソーシャルメディアユーザーによってシェアされまくっています(こちら , こちら , こちら)。 この投稿には5枚の写真が含まれており、そのうちの1枚は、あるウェブサイトに投稿された「エナジードリンクには雄牛の精子が入っていますか」という質問を示しており、下の回答には「はい。 ロングホーン・キャトル・カンパニーが行った研究で、エナジードリンクのトップブランド(レッドブル、モンスターなど)をテストしたところ、実際に雄牛の精子が含まれていることがわかりました。”
その他の写真は、「タウリン」の文字が丸で囲われたレッドブル缶の裏の成分表示、下にロシア語で「The process of preparation RED BULL」と書かれた、ペニスを器具に括り付けられた雄牛の写真、レッドブルの缶の写真、判読できないラベルが貼られたクリーム色の物質が入ったボトルの写真などです。
2015年と2016年に何千回もシェアされたこれらの投稿に見られるように、同じ写真を使った投稿が長年にわたってソーシャルメディアで拡散されています(こちら 、こちら)。
タウリンは、人間をはじめとする哺乳類の脳、心臓、血液、網膜などに自然に存在するアミノスルホン酸です。 体内で様々な重要な働きをしています。
レッドブルのウェブサイトでは、レッドブルにタウリンが含まれていることを確認していますが、そのタウリンは雄牛の睾丸から作られたものではありません。 “レッドブルに含まれるタウリンは動物由来のものではありません。
タウリンという名前は、1827年にドイツの科学者フリードリッヒ・ティーデマンとレオポルド・グメリンが牛の胆汁から初めて分離したことから、ラテン語で雄牛や牛を意味する「tauras」に由来しています(こちら , こちら , loinc.org/2980-1/)。
結論
誤。
この記事はReuters Fact Checkチームにより作成されました。 私たちのファクトチェック活動についてはこちらをご覧ください。