51の発表済みおよび未発表の試験(55の群間比較、10,797人)が組み入れ基準を満たした。 経口ステロイドを使用していない軽度から中等度の喘息患者において、FPは低用量の比較ではFEV1において用量反応効果を示さなかった(50mcg、100mcg、200mcg、4~500mcgを1日1回投与)。 また、FPの4-500mcgと800-1000mcg、50-100mcgと800-1000mcgの間には、統計学的に有意な差はなかった。 200mcgと800-1000mcgを比較した場合、FEV1は4/5倍の増加に有利であった。 PEFについては、低用量と中用量、低用量と高用量のFPを比較すると、FPに用量反応が見られた。 症状やレスキュー用β2アゴニストの使用については、用量反応性があるという証拠はなかった。 嗄れ声や口腔カンジダ症の可能性は、高用量(800~1000µg/日)で有意に高かった。 FP(2000µg/日)で治療を受けた経口ステロイド依存性喘息の人は、1000~1500µg/日の人に比べて、経口プレドニゾロンを減らす可能性が有意に高かった(Petoオッズ比2.8、95%CI 1.3~6.3)。 また、最高用量では、1000~1500µg/日の投与者に比べて、1日の経口プレドニゾロンの投与量を有意に減らすことができました(WMD 2.0mg/日、95%CI 0.1~4.0mg/日)
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