背景。 進行期(III/IV)の子宮乳頭状漿液癌(UPSC)の全生存期間(OS)の中央値は約3年である。 本研究の目的は、進行期のUPSCにおける長期生存に関連する因子を明らかにすることである。 方法は以下の通りです。 1993年から2012年の間にステージIIIまたはIVのUPSCと診断された患者を対象としたレトロスペクティブレビューを行った。 人口統計学的および臨床的特徴を示すために要約統計を用いた。 OSはKaplan-Meier推定量を用いて推定した。 フィッシャーの正確検定とウィルコクソンの順位和検定を用いて、><1年後に生存している患者を比較した。 結果は以下の通りです。 追跡期間中央値2.2年(範囲0.06~13.2)で、進行期UPSCの患者262人が確認された。 >>>><><1年生存した患者との間で差はなかった(60対66、p=0.21)。 また、人口統計学や病歴にも群間で差はなかった。 病理学的および治療上の変数については、グループ間でいくつかの有意差があった(表)。 結論としては 進行期UPSCの長期生存は、稀ではあるが、混合組織、化学療法を含む併用療法、一次治療の完全奏効と関連している。 これらの違いの分子的基盤をさらに研究することで、この疾患を持つすべての患者の生存率を向上させる可能性がある。
生存 > 3年 % (N=36) |
生存 < 3年 % (N=36)th 1年 % (N=37) |
P | ||
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ステージ | 0.0474 | |||
IIIA IIIB IIIC1 IIIC2 IVA IVB |
19.4 (7) 5.6 (2) 27.8 (10) 22.2 (8) 0 (0) 25 (9) |
5.4 (2) 0 (0) 16.2 (6) 18.9 (7) 2.7 (1) 51.4 (19) |
||
Histology | 0.0407 | |||
Pure UPSC Clear Cell + UPSC Endometrioid + UPSC Undiff + UPSC Endometrioid + Clear Cell + UPSC Endometrioid + Undiff + UPSC |
27.8 (10) 11.1 (4) 33.3 (12) 0 (0) 19.4 (7) 5.6 (2) |
43.2 (16) 13.5 (5) 32.4 (12) 5.4 (2) 0 (0) 5.4 (2)。4 (2) |
||
治療 | 0.0017 | |||
手術+化学療法 ネオアジュバント化学療法+手術 手術+放射線療法+化学療法 |
69.4 (25) 2.8 (1) 25 (9) |
40.5 (15) 24.3 (9) 21.6 (7) |
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手術 | 0.29 | |||
Suboptimal Optimal |
5.6 (2) 80.5 (29) |
5.6 (2) 80.5 (29) |
5.4 (2) 54 (20) |
|
治療効果 | < 0.001 | |||
Complete response Partial response Progressive disease |
88.9 (32) 5.6 (2) 2.8 (1) |
18.9 (7) 8.1 (3) 51.4 (19) |
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再発 | 0.0351 | |||
Yes No |
33.3 (12) 66.7 (24) |
59.5 (22) 40.5 (15) |